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特に力を入れている治療

当院は下記の治療に力を入れています。
詳しくはそれぞれのページをご覧ください。

  1. 肩関節診療
  2. スポーツ整形外科
  3. 骨粗鬆症
  4. リハビリ
  5. 超音波検査

肩関節診療

肩関節外科

 院長の木田は肩関節外科を専門領域としており、総合病院での勤務時代には多くの肩関節の手術治療を行ってまいりました。そのため当院においても肩関節疾患の診断、治療を得意としております。

肩の痛みについて

 肩関節痛の原因追及と治療方針を確定するためには、症状とその経過が重要です。いつごろからどのように痛みが出始めたか、きっかけがあったか、夜間の痛みはあるか、どのような動きで痛くなるかなど詳細な問診が必要です。ぜひ痛みの経緯をもう一度見直してまとめておいてください。

診察室では

 肩の診察時には必ず動く範囲(可動域)の評価を行います。医師が横について、肩の屈曲(前から挙上する角度)、外旋(開き)、内旋(閉じ)、結髪・結帯動作などのチェックを行います。痛みを誘発する動作や関節のタイトネス(硬さ)を確認する徒手テストも行います。同時に肩関節の超音波検査も診察室で行いますので、受診される際には脱ぎ着がしやすく、肩が出しやすい服装で来ていただくとスムースに進みます。

原因と治療

 肩関節はほかの関節と比べて可動域が広いため上肢を自由に使えるようになっております。しかし、その反面で肩関節の中には構造上に負担がかかりやすい部位があり、そこに障害を起こしてしまうと、特にはっきりとした原因がなく痛みを引き起こすことがあります。詳細な問診と診察、検査を行うことで痛みの原因となる部位を特定することができます。

 肩痛の改善のためには運動療法が重要となります。運動療法が適切な時期に行えるようにその時々の病状を確認しを説明させて頂きます。痛みの状況によってはその場で超音波ガイド下に注射療法を行えます。適時、薬物療法や物理療法、理学療法を選択しその痛みと機能の改善を見込みます。凍結肩・拘縮肩で痛みと可動域制限の強い方には授動術(サイレントマニュピレーション)をお勧めすることがあります。

腱板断裂や反復性肩関節脱臼で手術加療が必要な場合には提携の病院で院長が手術を行うこともできます。

<代表的な肩の障害> 
  • 肩関節周囲炎
  • 凍結肩(五十肩)
  • 肩腱板断裂
  • 石灰沈着性腱板炎
  • 反復性肩関節脱臼
  • 変形性肩関節症
  • スポーツ中の肩の痛み(機能障害)
  • 肩こり など

スポーツ整形外科

スポーツによる運動器のトラブルには、スポーツ外傷とスポーツ障害があります。
当院では、生きがいや楽しみとしてのスポーツをあきらめてほしくないという思いから、「競技を辞めなさい」とは言わない方針です。ケガや障害により痛みが残ったり、満足な動きができなくなったりすることもありますが、なるべく痛みがなく、各々の状態でスポーツを続けられる方向を探していきます。

長引く痛みや、障害に対しても再生医療(PRP療法)や体外衝撃波治療も導入しておりますのでご相談ください。
スポーツや身体のコンディショニングとして鍼灸治療も可能です。
成長期であるお子様のスポーツ外傷・スポーツ障害にも対応しています。

スポーツ外傷

スポーツ活動中に、身体に急激に大きな外力が加わって起こるもの。一般的なケガ。

スポーツ障害

スポーツで同じ動作の繰り返すことによって、身体の特定部位が酷使され、起こるもの。良くないフォームや姿勢、筋力不足、オーバーユース(使い過ぎ)、用具の不具合などが原因となります。

骨粗鬆症

骨粗鬆症とは、骨代謝(骨を作る細胞と壊す細胞の働き)バランスが崩れ、骨の強度が弱くなり、骨折しやすくなる疾患です。

骨強度は骨密度(骨の量)と骨質から成り立っています。

痛みなどの自覚症状が乏しいため、定期的に骨密度検査を受けるなど、日頃から注意が必要です。

骨粗鬆症になると、転倒時に手をついたり、くしゃみをしたりするなどのわずかな衝撃で骨折につながります。転倒による骨折は脳血管障害、認知症、衰弱に続いて、介護を必要とする主要な要因です。

骨粗鬆症の治療にはお薬の継続服用が重要ですが、痛みや症状の自覚が少ない疾患であるため、途中で服用を辞めてしまう方が少なくありません。
当院では、患者様がお薬を継続できるよう、定期的に受診しやすい環境を整えています。また、投薬治療だけでなく、予防のための栄養指導や運動療法も行っています。

<骨粗鬆症により起こりやすい代表的な骨折> 
  • 大腿骨近位部骨折→入院・手術が必要になります
  • 脊椎椎体骨折  →痛みで寝たきりになることもあります
  • 橈骨遠位端骨折 →手首が変形してしまう
  • 上腕骨近位端骨折→転倒し肩をぶつけることで起こりえます

リハビリ

WHO(世界保健機関)ではリハビリについてこう言っています。

「リハビリテーションとは能力低下の場合に機能的能力が可能な限り最高の水準に達するように個人を訓練あるいは再訓練するため、医学的・社会的・職業的手段を併せ、かつ調整して用いること」

WHO/1968年

つまり、低下した能力を様々な手段を用いてできる限り最高に近づけようということです。
その手段として、機能訓練、動作指導、日常生活動作訓練、精神面のケア、装具・福祉用具の調整、自主トレの指導などが挙げられます。

機能が損なわる疾患として脳神経疾患、心臓・循環器疾患、呼吸器疾患などがありますが、当院では、特に運動器リハビリを専門としておりスポーツ外傷や障害の予防、復帰までのリハビリ、ケガの後や整形外科での手術後に復帰を目的としたリハビリを行います。
他院で手術をされた患者様も対応しますのでお気軽にご相談ください。

運動器エコー

整形外科の従来の診療といえば、徒手による診察、検査はレントゲンが画像診断の第一選択でした。神経や軟骨、靭帯などを詳しく見ようと思うとMRI検査を行う必要がありました。ここ十数年で超音波検査機器の発達、そして数多くの先生方の啓発、研究活動のおかげで運動器エコーの分野が急速に発展してきております。

運動器エコー検査では、骨はもちろん、レントゲンでは映らない靭帯、筋肉、腱、神経、血管などの運動器の細部をリアルタイムで見ることができます。エコーゼリーが冷たいですが、痛み刺激や侵襲がなく、被曝することもありません。診察室には当然、超音波検査機が設置しお話を聞きながらでも検査を行うことが可能です。

また、エコー用いることで、保存治療レベルが飛躍的に向上しております。エコー画像を見ながらそれをガイドにして注射を行うことで痛み、動きに対する治療の精度が上がっております。。

しかしながら、骨の形態や全体的な病変を確認するためにレントゲン検査、より深い軟骨や靭帯、神経の観察のためにCT検査やMRI検査をおすすめすることもあります。MRIなどは他クリニックにご紹介し画像データをもとに当院でご説明差し上げます。

 

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