SIS 高電磁波誘導器治療
(自費診療)
SIS(高電磁波誘導治療)のご案内
この度、令和7年7月に新たな治療機器であるBTL-6000 SISTMを導入しました。
日本では比較的新しい治療機器ですのでここにご紹介します。
皆様の疼痛治療の一助になればありがたいです。
治療目的
・疼痛緩和
・関節の可動域改善
・骨折の治癒促進
・筋肉の刺激
・痙縮の緩和
SIS(高電磁波誘導治療)とは
SISとはSUPER INDUCTIVE SYSTEMの略で高電磁波誘導器の略称です。
高強度な電磁波は神経・筋組織に作用し、神経筋の活性化を引き起こします。
BTL-6000 SISTMは2.5T(テスラ)の高強度電磁波と1~150Hzの幅広い周波数を用いて高出力の電磁界を発生させて組織に働きかけることで、疼痛緩和や術後のリハビリ、筋肉のコンディショニングなどを行う医療機器です。
医療分野では1980年代から電磁波による治療は神経精神医学で用いられてきましたが、BTL-6000 SISTMはこの技術を利用して、抹消神経、筋肉や骨格系にも適応できるように進化させたものです。現在では、世界の整形外科、スポーツ医学、リハビリテーションなどの幅広い分野で使われています。本邦では2025年にBTL社より発売されました。
早速、導入直後から、院長をはじめスタッフの治療で活躍しております。
◎特徴
・治療中の痛みがない
・全身のあらゆる運動器に 照射可能
・深部の神経・筋に作用
・機器を直接的に身体にあてなくても治療可能
※服の上、ギプスをしていても治療可能
・1回の治療が短時間(10分程度)
・頻度:週2~3回、期間:3~6週間
◎メカニズム
BTL-6000 SISTMのアプリケーター中央部から最大2.5T(テスラ)の電磁波が1~150Hzの周波数をパルス状に照射され、痛みなく非侵襲的に体内を通過します。高強度の磁場と各種の周波数を組み合わせることで急性期から慢性期の疼痛緩和を期待し、関節の可動域改善、骨折治癒の促進、筋肉の刺激作用が期待されます。
・運動ニューロンの脱分極作用
照射された電磁波は運動ニューロン(運動神経細胞)の脱分極を起こします。
脱分極とは細胞膜内外の電位差(膜電位)が減少する現象です。
脱分極が進むと活動電位と呼ばれる急激な電位変化が発生し、神経細胞や筋肉細胞などの興奮現象の基盤となります。
脱分極により神経細胞からの信号が伝達され、再分極が起こります。
神経からの信号伝達により筋肉の収縮と緩和が引き起こされます。
深部の運動ニューロンを刺激することによって自分では意識できない筋肉の収縮作用を引き起こすことができます。
・内因性オピオイド理論 ~慢性的な疼痛症状に~
周波数:2~10Hz
痛みがあると、体は痛みを感じると、自身の中枢神経系や身体の抹消で痛みを抑えるために内因性の鎮痛オピオイドが生成されます。内因性オピオイドとは、体内で自然に生成される鎮痛作用を持つ物質の総称です。特に、エンドルフィン、エンケファリン、ダイノルフィンなどが代表的です。これらの物質は、脳や脊髄に存在するオピオイド受容体に結合し、モルヒネに似た鎮痛効果を発揮します。
SISは2~10Hzno周波数範囲を使用して、これらの内因性鎮痛オピオイドの生成と分泌を促進し、痛みをブロックします。この周波数は慢性的な痛みの性状を対象としています。
・ゲートコントロール理論 急性~亜急性の疼痛に
周波数:60~100Hz
痛みの伝達を調節するメカニズムに関する理論で、1965年にロナルド・メルザックとパトリック・ウォールによって提唱されました。この理論では、脊髄後角の「T細胞」に「ゲート」と呼ばれる部分があり、痛みの信号が脳に伝わるのをコントロールしていると考えられています。
「ゲート」が開くと痛みが中枢神経系に伝達され痛みを脳で自覚します。細い神経線維(Aδ線維、C線維)を刺激すると「ゲート」が開き、痛みが中枢神経に伝達されます。太い神経(Aβ線維)を刺激すると「ゲート」が閉じ痛みの伝達を中枢に伝達しないようにします。
SISは60~100Hzの周波数範囲を使用して太い神経(Aβ線維)を刺激し、痛みの伝達を干渉し、痛みを中枢神経系に伝達しないようにします。この周波数範囲は急性および亜急性期の疼痛を対象としています。
・抹消パターンの疼痛理論 亜急性期の疼痛に
周波数:120~140Hz
痛みは信号として伝達され、この信号は中枢神経系に送られて、疼痛として認識されます。
SISは120~140Hzの周波数範囲を使用してこの信号を調整します。この信号は中枢神経系で痛みとして認識されません。この周波数範囲は亜急性期の疼痛を対象としています。
・関節の可動域改善
関節の可動域に影響を及ぼす要素は多岐にわたります。主なものとして関節周囲の軟部組織(筋肉、腱、靭帯、関節包など)、骨、軟骨、神経系の影響などがあげられます。
関節包周囲の筋が繰り返し収縮することにより関節可動域の改善が期待出来る。SISによって運動ニューロンの脱分極を起こすことにより、普段自身では意識して動かせない筋を繰り返し収縮させることによりマニュアルセラピーの代替えとなり、関節の可動性を向上させます。
・骨折の治癒
SISは機器が身体に直接触れなくても10㎝程度の深部まで磁場を到達させることができます。高強度の電磁場が患部の血液循環を促進し、血管と軟骨の角質形成を促進することが期待できます。ギプスなどの外固定をしていてもその上からSISをあてて患部の神経、筋、血管を刺激することもできます。
軟骨の再生(石灰化)および骨形成が徐々に再開されることが期待されます。
・痙縮の緩和
筋緊張の抑制は脊髄レベルの作用によって得られ、このメカニズムは痙縮が起こる注す運動障害の治療に使用されます。
・筋肉の刺激作用
高強度の電磁場が運動ニューロンの脱分極を介して筋組織に作用することで筋の収縮が引き起こされます。高強度の磁場は細胞組織の再生が誘導され、疼痛・炎症を軽減させるとも言われています。
適切な周波数の設定によって自身では意識しずらい筋肉の強化も行えます。
◎適応例
・肩の痛み(肩関節周囲炎、インピンジメント症候群など)
・変形性関節症
・腰痛(ぎっくり腰や腰椎変性疾患)
・テニス肘・ゴルフ肘(上顆炎)
・抹消神経障害(手根管症候群など)
・腱の炎症や断裂(アキレス腱など)
・骨折 等
※ほぼ全身の運動器疼痛に適応可
◎禁忌
・インプラントの挿入部への照射
・小児の骨端線部への照射
・頭部への照射
・心臓への照射
・心疾患・血液疾患・悪性腫瘍
・発熱・妊娠中の方
◎当院での治療の流れ。
1.医師の診察 説明し同意書を頂きます。
2.臥位などの体制を取りSISアプリケーターを設置します。
3.適切な強さまで出力を上げます。
※痛みや不快な感覚が出たら教えてください。
4.10分前後、照射します。
5.2回目以降は予約が出来ます。
◎費用
SISによる高電磁場誘導治療は自費診療で行っております。
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1部位につき |
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※導入キャンペーン ¥3,300 税込み |
お気軽にご相談ください。
BTL-6000 SIS
製品名 :BTL-6000 SIS
出力 :0.7~2.5T(テスラ)
周波数 :1~150Hz
製品紹介:https://sis-physio.com/
製造元 :BTL Industries JSC https://www.btlnet.com/
販売元 :BTL Japan株式会社 https://www.btljapan.com/
